貴船散策

貴船の歴史・由来

喜らくともゆかりの深い貴船神社を、本宮、奥宮、結社の順にご紹介します。

貴船神社 奥宮

伝説残す貴船神社の元本宮

三社詣の二番目は、元々の本宮だったという奥宮です。現在の本宮から北へ500m。杉並木が続く神門への参道に漂うのは、春夏秋冬それぞれの貴船情緒。山から吹く風や澄んだ空気が、辺りに静けさを伝えています。

ここには、鎮座地となった伝説が残っています。5世紀初め、玉依姫(たまよりひめ)が黄色い船で淀川から貴船川をさかのぼり、たどり着いた場所に社殿を建てました。それが貴船神社の起源だと伝えられています。また、貴船の名前の由来は、姫が乗ってきた黄船にあるという言い伝えもあります。

この黄船を隠すため小石を積み上げたとされているのが、本殿の西側にある船形石(ふながたいわ)。小石は、旅行や航海安全のご利益として持ち帰る人もいるそうです。

さらに目をひくのが、末社の横に生える連理の杉。御神木として大切に守られてきました。2本の枝が連なった杉と楓の木は、夫婦や男女の仲がよいことにも例えられています。不思議な木が生えているのは、貴船神社が持つ神秘的な力のせいでしょうか。

神秘に包まれた連理の杉は、大正天皇の皇后宮・貞明皇后様のお目にも留まりました。その際「大変珍しい木だから大切に」というお言葉を残されたとのことです。

奥宮は、今もひっそりとした佇まいの中に、古社としての威厳を放っています。

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